チコちゃんに叱られたい

今日から11月。今年もあと2カ月。
ホントに年取るごとに時間が早く過ぎる。

毎日目まぐるしく忙しく過ごしてる人より、
ぼ〜〜っとしてる人の方が
時間の経過をより一層早く感じるらしい。
(何か損してる?)

20代の頃は就職して、転職して、独立して、
イベントがいっぱいやから
過ごした時間が濃密で、記憶も鮮明にある。

30代も好きな仕事に就けて、
しんどいこともあったけど
概ね充実してて、生活にもハリがあった。

けど、どういう訳か40代から50代の記憶が、
ほとんど残ってなくて、
(半分引きこもりみたいなお仕事やったからやろか?)
感覚としては35歳辺りから
いきなり60歳になりましたみたいな、
まるでSFの世界におるみたい。

結局、結婚もしてへんから子孫も残さず、
フリーランスの仕事も廃業したから、
何一つ誇れるもんがないまま
60歳になってしまいました(o_o)


シュンペーターさんたらいう経済学者が
「30歳にして何事も成し得なかったものは、これからも何事も成し得ない」てな事を宣ったらしい。
エラい上から目線の物言いやな💢

昔は何事か成し得る人って、
感銘を与える芸術家とか、
社会的貢献度の高い仕事に就いてる人とか、
特別な才能を持ってる人やったような気がする。

でも今の時代はYouTuberとか、bloggerとか
自分の好きな事を表現手段として、
情報を発信できるから
誰もが「何かを成し得る人」に、
なろうと思えばなれる。年齢に関係なくね。

で、話は冒頭に飛ぶんやけどね、
このままやったら
60代の記憶も残らんようになって、
認知症へと一直線になりそうやん?

哲学やないけど、人生とは何かて考えたら
人の数だけ答えはあるけど、
「人生とは記憶の積み重ね」という考えも
一面を言い表していると思う。

さまざまな感情に心が動いていた
子供時代と違い、大人の、しかも高齢者の毎日は
そうそう印象に残る出来事はない。
だから意図的に記憶に残る日を
作っていく事が大事になってくる。

そういう意味では
今日はどんな事考えたとか、
どこに行ったとか、
ブログを書くのはものすごく効果的かも。

ビュンビュンと凄い速さで
去っていく時間をちょっとでも緩くしたい。
10年後に振り返った時、
空っぽの10年にしたくない。

つまり、「ぼーと生きてんじゃねーよ!」ってことやね。