イメージとのギャップ

黒木瞳浅野ゆう子、美保純、大地真央樋口可南子戸田恵子大竹しのぶ氷室京介真田広之佐藤浩市村上弘明内藤剛志渡辺謙(敬称略)


いきなり何だ?と思われるでしょうが、今年還暦を迎える方も含めて60代の有名人を列挙してみました。


私、ポイントサイトで、ポチポチとアンケートをして
小銭をかせいでるんやけどね。
最近、年齢を意識したアンケートがちょくちょく届くようになったんよ。

グルコサミンのご存知のメーカーはどこですか?とか、膝痛や腰痛に関するサプリのアンケートが多くなったなと思ってたらこの前、


あなたのお使いの「かんたんスマホ
どのキャリアですか?
て、「かんたんスマホ」使ってる前提での質問が。


いやいやいや、


ふつうのスマホ使ってますけどっ!


世間の60歳てこんなイメージなんや〜〜。


あのね、黒木瞳佐藤浩市が、かんたんスマホ使ってるイメージありますか?


60歳て、会社勤めしてた人は
ちょっと前まで第一線でバリバリ働いてたやん。
なんか60歳でいきなり線引きされて
高齢者のカテゴリーに入れられるわけ?


と、このようにムカッとしてたんやけど、
これは私が独身で子供も孫もいないから、
自分の実年齢をしっかり実感できないのであろうか。

子供の独立とか、孫の成長を毎年、毎年目の当たりにしていると、自分の老いも素直に受け止められるのかもしれん。

などと思ってたが、どうもそうではないらしい。

ある生命保険会社が還暦を迎える人を対象に
意識調査したら、
男女共に半数以上の人が、
60歳という実感がないと答えたそうだ。

そして主観的な精神年齢を尋ねたところ、
その平均は何と47歳!という結果に。

つまり多くの60歳は、実年齢より
13歳も若い気分でいてるてことやね。

あ〜〜、それわかる。腑に落ちる。


私も自分の実年齢をうっかり忘れる、なんてことは無いが、気持ち的には47歳くらいの感覚である。

例えば服や小物などを選ぶ時に、
間違ってもシニア売り場なんかに行こうとは思わない。

だって私、47歳だもん!と脳を騙し騙し生きてるとでもいいましょうか。

47歳といえば、
おお!キムタクとか、藤木直人とか、
常盤貴子とかも同級生じゃん!

何をド厚かましいことゆーてんねん!!
と思われるでしょうね。
私の脳も同じように思ってるみたいです。

電車の窓とか、
お店のショーウィンドウとか、
予期せぬ時に自分の姿を見て
ギョッとすることが多々あります。

このババア、誰やねん!て、一瞬脳がパニックを起こすのは、47歳とのギャップについて行けないからやろ。

脳にしたら、
「いや〜〜、なんぼなんでも13歳もサバ読みは無理やで」てことなんやろなぁ。

わかった。
47歳は諦めよ。

そのかわり、私、
今年から年を取らないことに決めましたっ!

お誕生日が来ても60歳のまま。

いや、お誕生日を迎えんことにしよ。

ポイントは、単なるサバ読みじゃなくて脳を騙すということ。

脳てね、単純で言葉の影響を受けやすいねんて。

47歳は無理でも
「誕生日はまだ来てないで」て言うてきかしてると、
年を取れへんねんから「この状態をキープしなあかん」と考えてセロトニンだか何だか
若返りホルモンをバンバン出してくれると思う。

そう、新年の抱負は年を取らないこと。
そんで60歳のまま突っ走って、
数年後には大好きなキョンキョンと同級生になることにします。


脳を“だます”とすべてがうまく回り出す

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