老いに抗う?受け入れる?

実家の母93歳は病院などで
「お若く見えますね」と言われると嬉しそう。

「お元気」より「お若い」に反応が良い。
お若いといってもまさか10歳も若くは見えんから、
せいぜい5〜6歳であろうが、
93歳が88歳に見られてどれほどの違いがある?

そういう私はもう何年もそっち方面に興味がない。
昔は少しでも若く見られたかったけど
60歳になればもはやどーでもええ。
ていうか、アンチエイジングに費やす
お金も忍耐もないねん。

記憶力も身体能力も、
だんだんと衰えていくのは
これはもう仕方ないことやん。

と、このように自分の老いを
淡々と受け入れて生きていこうと思ってたが、
どうもそれではマズイらしい。

最近は寝る前にいろんなブログを
読み漁るのが習慣化しつつある。
で、昨日も老化をテーマに書かれてる
ブログを探してたら書評をされてる方の
ブログに行き着いた。

取り上げられていたのは、
(『年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測』
和田秀樹:著)という本。

それによるとなんでも脳の萎縮は
40代から始まるんやて❗️
何の努力もせんと「きれいな脳」の状態を
保てるのは30代が限界やてこの先生は仰ってます。

脳が萎縮すると意欲とか創造性が乏しくなるらしい。
思い当たる事ありまくりなんですけどぉ。

40代の頃、フリーランスで仕事してたんやけど、
担当者との打合せに2〜3回出て、後は納期さえ守れば
ず〜〜と部屋にこもってても全然オッケー。
1週間誰とも喋ってない、なんてこともザラやったし、別に不便とも寂しいとも感じなかった。

あの頃から私の脳は
家主に無断で勝手に萎縮を進めてたんやね。

50代、60代になると今度は感情を抑制しずらくなり(いわゆるキレやすくなる)、
70代、80代で更に萎縮が進むと、
そう、認知症…。

先生は脳の萎縮を食い止めるには、
早いうちからバシバシ刺激を与えなあきません
と仰っている。
また認知症の予防には、
人との会話、コミュニケーションが最も効果的とも。

コミュニケーション能力が決定的に劣っている
おひとり様はどうしたらええんでしょう。

何かおかしな事してても家族が居たら気づいてもらえるけど、独りやとなぁ…。

テレビに話しかける日も、そう遠くないと思うわ。

とりあえず週3日戻る実家で、
93歳母と、もうすぐ2歳ポメ♀との
コミュニケーションに励むことにしましょ。